70代、離婚後独身の方の相続手続きが完了しました。
約40年前に離婚、相続人は40代の娘さんが2人です。
離婚時、娘さんたちは6歳と3歳。 次女は父親のことを覚えておりません。
父親の死亡を知ったのは、叔父からの連絡です。
葬儀手続きなど全て叔父が済ませましたが、 相続手続きだけは権利が無いので私に相談がありました。
最初、二人の娘さんたちは関わりたくないので 相続放棄をしたいとおっしゃっていましたが、
お父様のお部屋には、幼いころの娘さんたちの 写真が飾ってあった事、
叔父さんにいつも 娘のことを心配していたことなど お話しさせていただき、
それなりの財産が有るので 快く受け取ってほしい旨説明いたしました。
世間では、子供の面接権を争うニュースが あふれていますが、父親は、何年経っても 子供のことは忘れられないと強く感じました。
今回の相続人の方も、父親に対して感謝できる日が 来ると信じています。
2017年 9月 20日 | 小川雅史コラム
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