遺書と遺言書は同じだと思っていませんか?
遺書は「死に向けたもの」 死を意識し、事前に気持ちを手紙に託す行為であるのに対し
遺言書は「生きるためのもの」 自分の財産を相続人や知人に託す意思を示し
以後安心して暮らす為に書くものです。
遺書は手紙なので形式も無く、法的効力もありません
これに対し、遺言書は決められた形式通り作成すれば 遺された人がスムーズに
財産を受け取る事が出来るようになります。
どちらも亡くなる前に遺族や知人に向けて紙に書いたもの
という点では同じです。
しかしながら、 無念を遺して死ぬためと、
安心して生きるためのもの
全く別物なのです。
こちらも参考に
これまで相続や遺言書作成に携わってきた中で感じた事などをコラムや注意書きとしてまとめています。
2015年 10月 6日 | 小川雅史コラム
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