先回に引き続き、日本に住所を持たない外国籍の方による
会社設立についてお話しします。
会社の設立に必要な書類、口座に関するお話はこちら「外国人による会社設立①」
会社設立の一般的な手続きの流れは以下の通りです。
1) | 必要事項の決定(商号、本店所在地、会社目的など) |
2) | 会社印の作成(会社の実印となる印鑑) |
3) | 定款の作成 |
4) |
・出資金の払込(口座に振込又は出資金と同額を出入金) ・設立登記に必要な書類へのサイン証明取得 |
6) | 公証役場にて定款認証(公証役場へは当職が代理で行きます) |
7) | 設立の登記申請(登記申請日が会社の設立日となります) |
8) | 登記完了(申請日から7日~10日程かかります) |
登記完了後は会社謄本、会社の印鑑証明書等の取得が可能となります。 | |
9) | 諸官庁への届出(税務署、社会保険事務所など) |
必要事項を決定するにあたり、商号以外はアルファベット表記が出来ない事や
設立書類に署名証明を取得するにあたり、予め署名頂く書類をお渡しする必要があるなど
注意すべき点があります。
必要事項が全て決定してから登記完了までは署名証明の取得や資本金の払い込みで
時間がかかる事が予想されるため、余裕をもったスケジュールで手続きを行う事をお勧めします。
こちらも参考に「法務省:外国人・海外居住者の方の商業・法人登記の手続について」法務省サイト
http://www.moj.go.jp/MINJI/minji06_00104.html
こちらも参考に
これまで会社設立に携わってきた中で感じた事、注意事項をまとめています
2022年 8月 29日 | 会社設立
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