生活保護費の基準となる「最低生活費」以下の収入で暮らす子育て世帯の割合が13.8%と、20年前と比べ約2.5倍になったというニュースがありました。
私が43歳の頃、子供を二人育てる中で、当時の私の年収は100万円以下でした。
47歳で司法書士試験に合格し、実際司法書士として働き始めるまで、この生活は6年間続きました。
子育て貧困家庭でまず直面するのが子供の教育費用です。
生活保護を受けられれば、授業料や給食費の免除など負担は少しでも減らせますが、それでも塾に通わせたり、参考書など買い揃えることは難しくなります。
現在貧困生活に直面している子育て世帯に私が言いたいことは、今は苦しくとも、現状を変え、貧困生活を打破することは不可能ではないということです。
何かをきっかけとして自分の道を見つけ、もう一度再生できるよう努力することが出来れば、必ず貧困生活は終わると信じています。
2016年 3月 11日 | 小川雅史コラム
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