相続・贈与マガジンの2019年8月号です。
数字で見る相続「93.7%」
2017年に法務省が調査した
『我が国における自筆証書による遺言に係る遺言書の作成・保管等に関するニーズ調査・分析業務』
によれば、これまでに自筆証書や公正証書による遺言書を作成した経験が『ない』と回答した
65歳から69歳の割合は93.7%でした。
同様の回答は70歳から74歳で92.5%、75歳以上でも88.6%と、
ほとんどの高齢者が遺言書をつくっていないことがわかります。
一方、遺言書を作成したいと思うかという質問に『作成する気はない』と答えた人は
65歳から69歳では65.1%に留まっており、30%以上の人が将来的には
遺言書を作成しようと考えていることがわかりました。
遺言書の作成は「まだ元気だから」「家族と話してから」など、
いろいろな理由をつけて先延ばしにしがちなものですが、
残さずに亡くなり、相続が“争族”となることのないよう、早めの準備が肝心です。
2019年 8月 26日 | 相続贈与マガジン
愛知県全域で名古屋市中川区を中心に、その他の地域にも対応しております。お気軽にご相談ください。
Copyright(c)名古屋市中川区の小川雅史司法書士事務所 all rights reserved.