②遺言で指定された財産を貰う人が先に他界した場合

公正証書で遺言書をこれから作成される、又は既に作成された場合にも、

ご注意頂きたい項目を全4回に分けてご紹介しています。

 

 

第二回 「遺言で指定された財産を貰う人が先に他界した」

 

遺言書で指定された財産を貰う人が先に亡くなった場合、

その人が貰うとされていた部分に関しては無効となります。

 

そして、貰う人がいなくなり宙に浮いた財産については、

先回ご説明した「遺言に記載されていない財産」と同様、

その財産に関してのみ相続人全員で遺産分割協議を行う必要があります。

 

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ここで一つ、疑問が湧くとすれば

遺言書で相続させると指定されていた人が亡くなった場合、

その亡くなった人の相続人に対して権利が移ることは無いのか?

 

 

  Xさんの祖父Yが、Xさんの父親Zに対して財産の全てを相続させると遺言書を書きました。

  しかしながら、父親Zは祖父Yより先に亡くなりました。

  そしてXさんの父親Zの相続人はXさん只一人とします。

  祖父Yが全て父親Zに相続させるとした財産は、Xさんのものにはならないのでしょうか?

 

 

遺言には代襲相続は原則ありません。

Xさんの場合、祖父Yの相続人として遺産分割協議に参加する事にはなりますが

他の相続人全員と遺産分割協議をしなければなりません。

 

回避する方法として

公正証書に限らず、遺言書で相続させるとした人が、遺言者より先に亡くなった場合を想定して

「○○が遺言者より先に亡くなった場合、▲▼に相続させる」として

予め別の誰かを指定しておくと変更の手間が少なくなります。

 

Xさんの場合、父親Zが亡くなった時点で祖父Yが遺言書を書き直すか、最初から

「Zが遺言者より先に亡くなった場合はZの長男Xに相続させる」としておけば

良かったのかもしれません。

 

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公正証書遺言の意外な落とし穴 

①公正証書の遺言書を作成した後に得た財産がある場合 

③遺言執行者が指定されていない場合 

④相続財産に市街化調整区域にある農地が含まれる場合

 

2018年 4月 16日 | 遺言

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